BLOG ブログ

歯周病検査にも違いがある?歯医者の定期健診の違いや本当に必要な予防歯科を見極める

歯周病検査にも違いがある?歯医者の定期健診の違いや本当に必要な予防歯科を見極める

1. 予防歯科とは?

予防歯科とは、むし歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐことを目的とした歯科医療です。

「痛くなってから治療する」ではなく、「痛くならないように管理する」という考えのもと、定期的な検診やプロによるクリーニング(PMTC)、フッ素塗布などを通して、お口の健康をサポートします。

特に歯周病は、初期のうちは痛みや腫れなどの自覚症状が出にくいため、気づかないうちに進行することがあります。
早めに発見し、生活習慣と合わせてケアを続けることで、健康な歯ぐきと歯を長く維持することが期待できます。

一度削った歯や失われた骨は自然に戻ることはありません。
だからこそ「何も起きていない今」が、予防を始める一番のタイミングです。

愛媛県新居浜市の歯医者 こもだデンタルオフィス宮原では、「生涯自分の歯で食べて、話して、笑える」日々を支えるために、無理なく続けられる予防プランを一人ひとりに合わせてご提案しています。

2. 愛媛県新居浜市の歯医者 こもだデンタルオフィス宮原の予防歯科

写真

<定期健診・リスク評価>
3か月に一度を目安に、歯や歯ぐき、噛み合わせなどお口全体の状態をチェックします。

特に歯ぐきの検査は3か月ごとに行うことで、炎症の有無や歯周ポケットの変化を早期に把握します。
歯周病は進行がゆっくりでも確実に変化する病気です。
その変化を定期的に記録・比較し、生活習慣やセルフケア方法の改善に役立てています。

さらに、むし歯や歯周病のリスクを“目に見えるデータ”として確認するために、唾液検査やレントゲン検査も行います。
これらは年に1回の「見えない部分を確認する検査」として位置づけています。
唾液の性質・むし歯菌や歯周病菌の数、骨の吸収や炎症の範囲など、普段は見えない情報を把握することで、より精密で無理のない予防計画を立てることができます。

3. 愛媛県新居浜市の歯医者 こもだデンタルオフィスの予防歯科メニュー

写真

①歯のクリーニング(スケーリング・PMTC)
毎日の歯みがきでは落としきれない歯石・バイオフィルム(細菌の膜)・着色を、専用機器で丁寧に除去します。
こもだデンタルオフィス宮原では、一般的に自費診療になることが多いパウダークリーニングを保険診療の範囲内で提供しています。
歯の表面を傷つけにくく、汚れを優しく落とすことで清潔な口腔環境を保つことが期待できます。

②フッ素塗布
歯質を強化し、むし歯の発生や進行を抑える働きがあります。
フッ素塗布を希望されない方には、天然成分を使用したケア剤もご用意しています。
患者さんの考え方や希望に合わせ、納得していただける方法でサポートします。

③ブラッシング指導・ケアグッズ提案
歯並びや磨き癖、年齢に合わせたブラッシング方法をお伝えします。
歯ブラシやフロス、洗口液など、自宅で続けやすいケアグッズをご提案します。

4.『歯周病検査』も歯医者によって違いがある?

写真

「保険の検査をしているから安心」と思っていませんか?
実は、歯周病の検査にはさまざまな種類があり、保険の基本検査だけでは見えない部分もあります。
保険診療では主に歯周ポケットの深さを測る検査を行いますが、炎症の程度や骨の吸収状態、菌の活動レベルまでは把握できません。
見た目には問題がなくても、内部では進行している場合もあります。

こうしたリスクを防ぐために、当院では以下のような歯周病の精密検査を行っています。

・歯周や歯ぐきの検査(おおよそ3か月に1回)
炎症や歯のぐらつき、歯周ポケットの深さ、出血の有無を記録し、経過を確認します。

・唾液検査(おおよそ年1回)
むし歯菌・歯周病菌の数や唾液の緩衝能を測定し、口腔内のリスクを数値で把握します。

・レントゲン・CT撮影(おおよそ年1回)
骨の吸収や炎症範囲を立体的に確認し、目では見えないリスクを確認します。

・位相差顕微鏡検査(おおよそ3か月に1回)
プラークを顕微鏡で観察し、細菌の動きをリアルタイムで確認します。
この検査は短期間で数値が変化するため、生活習慣の変化やストレスなどによる影響にも対応いたします。

5.「人それぞれの変化に合わせた」予防歯科


愛媛県新居浜市の歯医者 こもだデンタルオフィス宮原では、検査結果はすべて記録し、生活習慣やリスクの変化に合わせて通院頻度を柔軟に調整しています。
たとえば、数値が安定している方は3か月ごとに、一方でリスクが高い方や生活環境が変化した方には1か月など、より短いサイクルでのケアをおすすめすることもあります。


PMTC(プロによるクリーニング)も、状態によっては月に1回行うことがあります。
歯石やバイオフィルムの再付着スピード、唾液の性質、生活リズムなどを踏まえ、その方に最適なペースでケアを提案します。


私たちは、「できるだけ負担をかけずに、本当に健康な人を増やしたい」という気持ちで日々の診療にあたっています。
検査をして終わりではなく、データに基づいて生活習慣を整えるところまで支えるのが、新居浜市の歯医者 こもだデンタルオフィス宮原の予防歯科です。

6.予防歯科の流れ

写真

①カウンセリング・問診
生活習慣や既往歴を伺い、一人ひとりに合った予防プランを立てます。

②口腔内チェック・リスク評価
レントゲン・唾液・顕微鏡検査を通じて見えない部分も確認します。

③専門的クリーニング(PMTC)
歯石・バイオフィルム・着色を除去し、清潔な状態を目指します。

④フッ素塗布・シーラント処置
歯質を強化し、むし歯を防ぐケアを行います。希望により天然成分ケア剤も使用可能です。

⑤ブラッシング指導・生活習慣アドバイス
検査データと生活の変化をもとに、継続的なセルフケア方法を提案します。

⑥定期健診・再評価
歯ぐきや唾液の状態を定期的に確認し、通院頻度やケア内容を再提案します。

7.よくある質問

Q.検査や通院の頻度はどのくらいですか?
A. 歯ぐきの検査は3か月に1回、唾液・レントゲン検査は年1回を目安としています。
 PMTCは状態によっては月1回の方もおられます。
 数値や生活環境の変化に合わせ、通院間隔を柔軟に調整しています。

Q.フッ素が苦手なのですが…
A. フッ素塗布を希望されない方には、天然成分のケア剤を使用することも可能です。

Q.子どもでも受けられますか?
A. はい。乳歯や生えたての永久歯の時期から予防を始めることが効果的です。

まとめ

むし歯や歯周病を「治す」だけでなく、「ならないように整える」。
こもだデンタルオフィス宮原の予防歯科は、そうした“これからの健康づくり”を大切にしています。

歯ぐきや歯の状態を定期的にチェックするだけでなく、年に1回の唾液検査・レントゲン検査で見えない部分まで確認。
さらに3か月ごとの歯ぐき検査や位相差顕微鏡検査を通して、生活習慣やお口の変化を数値で把握します。
その結果をもとに、一人ひとりのリスクやライフスタイルに合わせたあなた専用の予防プランをご提案します。

地域の方にできるだけ負担をかけず、健康な状態を長く保てるサイクルを一緒に作っていくことが、私たちの目指す予防歯科です。

「歯医者に行くのは痛くなったとき」から、「歯を守るために行く場所」へ。
あなたのこれからの10年、20年の笑顔を支える予防を、ぜひ私たちと始めてみませんか。

まだトラブルが出ていない今だからこそ、始められる予防があります。
将来の費用・痛み・治療回数を抑える可能性があるのが、正しい予防ケアです。

下記リンクから、まずは気軽に一歩を踏み出してみてください。
あなた専用のプランとサポート体制 を整えて、お待ちしています。

▶ ネット予約はこちら ( https://www.genifix.jp/komoda-dental-caa/p/login/

☎ 電話予約も承っています:0897-43-2411

監修:こもだデンタルオフィス宮原 院長:薦田 祥博(こもだ よしひろ)


経歴
・日本大学松戸歯学部 卒業
・デンマーク オーフス大学歯学部 短期研究生
・日本大学大学院松戸歯学研究科 卒業
・日本大学松戸歯学部 クラウンブリッジ補綴学講座兼任講師

[addtoany]