一般歯科
むし歯の治療
むし歯になってしまった歯を残すための治療です。
過去に治療なし または 治療したが神経の処置なし
むし歯が神経まで到達してない
部分的なつめ物(プラスチック・金属・セラミック)

むし歯が神経に近い
神経残せる
神経の保護(覆髄)後、部分的なつめ物

神経残せない
神経を取り、歯の根の中をきれいにし薬を詰める(根管治療)




過去に神経の処置あり
根管治療必要なし
つめ物や被せ物のやり直し
根管治療必要あり
根の中の汚染物をしっかり取り除き薬を詰める
詰め物の種類
(保険適応)
- コンポジットレジン(白いプラスチック)

- メタルインレーまたはアンレー(部分的な銀歯)

(自費診療)
- ゴールドインレーまたはアンレー(部分的な金歯)

¥20,000~¥25,000(税別) - 各種セラミックインレーまたはアンレー
¥25,000~¥40,000(税別)
歯周病の治療
歯周病は歯周病原因菌が原因の慢性的な炎症と歯に異常な力が加わることでも進行していきます。
歯周病治療の流れ
- 歯周組織検査
歯を支えている骨の状態、歯肉の腫れや出血の状態、歯の揺れ、歯垢や歯石の着き具合を調べます。
また、細菌の種類を調べます。

- 歯周基本治療および保健指導
歯周基本治療では歯石の除去・揺れている歯の固定・噛み合わせの調整を行います・また、歯周病の改善には自宅での歯ブラシ習慣が大事になります。個々に合った口腔ケア用品とブラッシング法をアドバイスします。また、喫煙や食生活などの生活習慣の見直しも行っています。

- 歯周外科治療
重度の歯周病の場合、歯ぐきを開いての汚れの除去や失った骨の再生、歯肉の移植を行います。 - 定期的な予防処置
再発防止のため、定期的な感染源の除去と噛み合わせのチェックを行います。

被せ物・義歯
お口の機能(噛む・飲み込む・しゃべる)の回復には被せ物や義歯は必須です。
被せ物の種類
(保険適応)
- 硬質レジンジャケット冠(白いプラスチック)
前から1~5番目の歯可、ブリッジ不可 - 硬質レジン前装冠(銀歯の前面に白いプラスチック)

前から1~3番目の歯可、ブリッジ可※ブリッジの場合のみ前から4番目の歯可 - メタルクラウン(銀歯)

主に前から4番目以降の歯に使用、ブリッジ可 - ハイブリッドレジン CAD/CAM 冠(白い強化プラスチック)
前から4・5番目の歯可
条件付きで前から6・7番目の歯可
(自費診療)
- 各種前装冠(金属にセラミックを焼き付け)

どの種類もブリッジ可体 ¥35,000~¥85,000(税別) - 各種オールセラミック冠(すべてセラミックでできた被せ物)

材質によってはブリッジ不可、強度や透明感に差がある。体 ¥50,000~¥100,000(税別)
※ブリッジや被せ物をつなげる場合、別途連結料が必要となります。※自費の被せ物作製の場合、土台・形成・型採り・仮歯の費用が別にかかりますので、事前に説明いたします。
義歯の種類
(保険適応)
- 床はプラスチックのみで、部分入れ歯に使用できるバネの形と金属は限定される。
- 安価であるが、壊れにくくするために床を厚くする必要があり、食事の際には熱を感じにくくなる。

(自費診療)
- 各種部分床義歯

審美義歯(ノンメタルクラスプデンチャー)も対応¥150,000~(税別)
※歯の数やバネの数等の設計や使用金属により費用は変わります。 - 各種総義歯

フレームに金属を使用するため、薄くて丈夫な入れ歯を作れます。¥170,000~(税別)
※使用金属により費用は変わります。 - 入れ歯をより安定させるために
入れ歯に磁石を装着したり、インプラントを支えにすることで義歯の強固な安定を得ます。


磁石:1ヵ所 ¥50,000(税別)
ミニインプラント:1本 ¥60,000(税別)
※ミニインプラントは通常のインプラント処置より傷も小さく、手術したその日から入れ歯をしっかり安定させることができます。
妊娠期の治療
妊娠中に歯科の治療は受けることができます。基本的には妊娠中期(4~7ヶ月)の安定期に行うのがいいとされています。妊娠初期はつわりなどで気分や体調が悪い時が多く、妊娠後期は胎児が大きくなっているため、長い時間診療台に横になると母体に負担がかかるためです。そのため、初期や後期は応急処置で対応することが多くなります。しかし、中期でも体調が安定しない方もいますので、治療方針はその毎相談させていただきます。
麻酔やレントゲン撮影の胎児への影響
歯科で用いる局所麻酔が胎盤などを通じて胎児に届くことはありません。 レントゲン撮影時には防護エプロンをつけ、撮影部位を口腔周囲に限定しているので問題ありません。
妊娠中に起きる可能性があるお口の中の変化
妊娠中はホルモンバランスの変化やつわり、食生活の変化が原因で妊娠性歯肉炎やむし歯のリスクが高まります。普段から口腔内をきれいに保つ必要があるため、妊娠中に適した口腔ケアの方法をお伝えします。
※歯周病にかかっている人は低体重児出産や早産のリスクが高まると言われています。また、生まれた子供へのむし歯や歯周病菌は親からうつることも知られてきています。お子さんの健康は生まれる前からスタートしているのです。ご家族一丸となってお子さんの健康を守っていけるよう私たちはサポートしています。




歯を失った部分にチタン製の人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め、そこに歯を立てていきます。また、ミニインプラントを使用して、義歯を安定させる方法として用いることもできます。











親御さんの中には、自身が歯のことで苦労したため、お子さんの歯はしっかり守ってあげたい思っている方は多いと思います。当院ではお子さん1人1人にあった予防や診療を行っています。
歯並びの不良は、骨格的なものには遺伝も含まれますが、一番は顎の発達具合にあると考えられます。噛みごたえのある食事をしっかり採ることで顎が発達し、歯が並ぶスペースを確保してくれます。それでも歯が並ぶスペースが足りない場合は矯正治療が必要な場合もあります。
子供の歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)に生え変わる時期に永久歯が並ぶスペースを確保するのが主な目的になります。矯正の必要性や期間・費用などはお口の中の状況で変わるので、一度受診していただき、ご相談させていただきます。
マウスピースをはめて行う矯正です。ワイヤーを用いるより時間はかかりますが、透明の装置を着けるため、あまり目立ちません。人と接する時間が長い方におすすめです。(マウスピースは数回作装していく必要があります。)
どうしてむし歯や歯周病になってしまったのか、また痛みはないがむし歯や歯周病にならないようにするにはどうすればいいのか、治療した後短期間で再発しないためにはどうしたらいいのかをお伝えします。
外傷予防用のマウスピースの着用が義務付けられたスポーツも増えていることや、マウスピースの有効性が学会で発表されていることから関心が高くなっている分野です。また、スポーツやトレーニングを行う際、力を発揮するためにやや口を半開きで固定することもわかってきており、それをサポートするのにマウスピースが役立つと言われています。 当院のドクターは愛媛県歯科医師会公認えひめスポーツデンティスト講習を受けて認定されています。興味のある方ご相談ください。


お口の中や顎・その周辺の痛みの原因が歯や歯周組織そのものでないことがあることが近頃よく知られてきています。